久しぶりに大規模な開催となった「曽我傘焼きまつり」です。
歌舞伎や浄瑠璃の演目でも有名な、曽我五郎十郎兄弟による仇討ちの物語「曽我物」でも出てくるように、仇討ちの際に傘を焼いて松明の代わりにしたことに由来して、830年に渡り語り継がれている伝統的な行事です。
4年前は日中傘を焼いて、夜ライトアップなどイマドキの演出がされていましたが、今年は暗くなったころから松明を持ち宗我神社を出て、梅の里センターで傘焼きを行う形となったようです。
夜は会合があり、夜の松明や傘焼きが見れなくて残念でした。来年はぜひ。
開会式では守屋市長が、この伝統の継承について感謝されるなどのお話もあり、
下曽我小学校の児童達によって演じられた「曽我兄弟物語」
素晴らしかった!
(本当は子供さんのお顔を全面的に映してアピールしたいものですが、許可取りが出来ていないため、極力お顔の映っていない写真で、少修正をして掲載しました。)
伝統となる事を起こすのはとても大変ですが、それを継続して続けることはさらに大変な事であり、様々な事が変革している昨今において、地域の伝統を重んじて紡ぐ事が非常に大事です。
このコロナ禍で途切れることがなくて良かったと、心から感じました。
今後も地域の伝統文化継承に尽力してまいります。