6月定例会 議案質疑を行いました
・政策監という職を置く条例について
*新たに政策監という職を設置する事になり、政策監設置条例が議会に上程されました。
それにあたり、市民の皆さんに耳覚えの無い「政策監」について、どういう仕事をする役職なのか質疑しました。
①何故この職を設置するのか
答弁→新市立病院建設、人口増加策、企業誘致など新市長の具体的な政策の業務に対して、今までの本市の取組からさらに一歩推し進める形で取り組もうとするものである。このため、さまざまな団体との対応や調整といった業務が、これまで以上に増えることになり、能動的、機動的に活動する職員が必要となることから設置したい
①具体的にどのような職務になるのか
答弁→「世界が憧れるまち小田原」を目指して、企業誘致に向けた取組、更なる広域連携、国や県との連携強化に向けたさまざまな団体対応や調整、新病院建設に関する新たな支援施策を含めた国、県との調整のほか、アドバイスを含む様々な角度からの私(市長)のサポートなど
②副市長と違うのか
→・政策監の主な職務は、特定の課題に関して、対外的な交渉を含め、自ら能動的、機動的に行動する。組織的な意思決定のラインには入らず、各部局職員への指揮命令権は持たない。
・一方、副市長の主な職務は、市の業務全般を分担して掌握し、監督した上で庁内を取りまとめることであり、組織的な意思決定に大きな役割を担うことになる。
③どのような人物が望ましいのか
→行政経験と政治経験などを有し、私のサポート役として外部とのさまざまな折衝・調整や助言を行うことができる人物が望ましいと考えている。
を質疑しました。
守屋市長の考える、世界が憧れるまち小田原を作っていくために、新たな業務に市職員が取り組む前段の地慣らし、言うなれば「新規開拓」の前線に出る役職を作りたい。という事でした。
守屋市長就任からまだ1ヶ月経っていない中、数々の新型コロナウイルス感染症緊急対策基金の活用や、小田原を新たな方向へと動かしていく意思が見えて来ています。